世界ポリオデーに新記録達成!

昨年(2017年)も、多くのクラブや地区によってポリオ撲滅活動が実施されました。10月24日の「世界ポリオデー」には、インターネットで特別イベントの生中継が配信されました。

また、世界ポリオデーにちなみ、世界各地のポリオ撲滅活動が記録されました。結果的に、世界102カ国の3,670クラブによる活動が登録されました。そのうち2,900件以上は、米国・カナダ以外の国で実施されたものです。

最も多くの活動が登録された国はブラジルでした。その数1,005件。前年に続いて堂々の1位となりました。競歩、マラソン、自転車レース、サッカートーナメントなどのイベント型活動があれば、地元ラジオ・テレビ局でのインタビューやポリオ関連の講演も行われ、国中でさまざまな活動が実施されました。 

日本からも多くの活動が登録されました。特に第2620地区(山梨・静岡)では、地区が率先して働きかけたことにより、多くのクラブでポリオ撲滅活動が実施されました。詳細はこちら

ポリオ撲滅活動への募金額も前年度を上回りました。オンラインで寄せられた寄付額は335,000ドルで、そのうち105,000ドルは世界ポリオデーのわずか1日で寄せられました。 
ソーシャルメディアのリーチ数は38%上昇し、従来型メディアでも650件の記事掲載が確認されました。 

2017年世界ポリオデーのために実施した活動は、現在もこちらのページからご登録いただけます。2018年の活動予定を立てる際には、こちらのツールをご活用ください。

写真:ポリオ撲滅の認識向上キャンペーンを実施したAnanindeuaロータリークラブ(ブラジル)。写真提供:Rotary Brasil

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ハミド・ジャファリ(WHO東地中海地域ポリオ担当ディレクター) | 3月. 25, 2024