なぜ資金が必要なのか
ポリオが今も残る国は2カ国だけなのに、なぜ15億ドルも必要?
「ゼロ」をめざして
1988年以来、ポリオ発症数は99.9%減っています。しかし、ポリオを完全に根絶するまでは活動の手をゆるめるわけにはいきません。

リスク:
ポリオの再流行
ポリオを完全に根絶しない限り、今後10年間に新たな発症数が世界で20万件に上ると推定されています。

課題:
世界の隅々までポリオフリーに
ポリオの根絶が近づくにつれ、世界中すべての地域から本当にポリオがなくなったことを確認するため、発症者の特定やウイルスの検知といったサーベイランス(監視)がますます重要になります。身体まひを引き起こすのは全ポリオ症例のわずか200分の1。このため、ポリオが存在する(または存在しない)ことを確認するための徹底した監視と研究所ネットワークに大きく頼っています。
「根絶」への道のり

ソリューション:
粘り強く闘う
パートナー団体、各国政府、地域のリーダー、保健従事者、ボランティアとともに、活動の手をゆるめずに取り組む必要があります。世界からポリオがなくなるまでは、すべての子どもにポリオ予防接種を行う必要があります。
ご寄付の活用方法
2019年1月、ロータリーは、パートナーであるWHOとUNICEF(国連児童基金)に対し、ポリオ根絶資金として補助金約5000万ドルを提供しました。この資金は、アフリカとアジアの11カ国における専門的知識の確保と社会動員のために活用されます。補助金を活用した活動の例をご覧ください。